Neither of them は単数
2007年06月02日 (土) | 編集 |
日向清人先生のブログより引用

ANYBODY, ANYONE, ANY ONE(いくつかのうちの一つ)EACH, EITHER, EVERYBODY, EVERYONE, EVERY ONE(いくつかのうちの一つ), EVERYTHING, NEITHER, NO BODY, NO ONE,, SOMEBODY, SOMEONE, SOMEETHINGを主語として使うときは、いずれも単数なので受ける動詞も単数形を使う。

Any one of our staff is qualified for the job.(うちのスタッフなら誰でもこの仕事に必要な資格を持っている=適任だ)
⇒  Each of us is required to carry an ID at all times.(われわれはみな、常時、身分証を携帯していなければならない)
⇒  Either of the alternatives is acceptable.(選択肢のいずれも受入れることができる)
⇒  Everybody is here.(全員そろっています)
⇒  Everyone is pulling toward the same goal.(誰もが同じゴールに向かって力を合わせている)
⇒  Neither of the projects is feasible.(プロジェクトのいずれも企業化できない)
⇒  Nobody believes that the delay was unavoidable.(誰もその遅れが避けられなかったとは思っていない)
⇒  Someone has forgotten their cellphone.(誰か携帯を忘れている)
⇒  Some one of you was not careful enough.(君たちのうちの誰かが十分な注意を怠ったということだ)

ただ、不思議なことに、インフォーマルな書き言葉では、普通、either やneither を疑問文のなかで使うときは、HASではなく、HAVEを使うケースがむしろ普通という感じがあります。例えば、

⇒  Have either of you read the report?(2人のうち、どちらかレポートを読んだかね)
⇒  Are either of you ready to move to Beijing?(2人のうち、どちらか北京に行く用意はあるかね)

なお、この種の代名詞はたとえ、ANDでつながっていても、やはり単数扱いです。

⇒  Anybody and everybody is a potential target of virus attack.(誰もがウィルスによる攻撃の対象となりうる)
⇒  No one and nothing is allowed to enter the premises.(どんなものも、どんな人も、一切、構内に入れてはならない)

EACH+名詞、EVERY+名詞、MANY A+名詞を主語として使うときは、単数扱いなので、動詞も単数形を使う

意味として同じことになる、Many mistakes were made.という言い方が頭にあると、Many a mistake のときまでも複数形を使ってしまいがちです。ところが、Many a mistake の方は意味的に単数とされており、したがって、これを受ける動詞も単数形にというのがルールになっています。

ANY, ALL, NONE, SOMEはひとかたまりのものを単一体として扱っているなら単数扱いし、複数の要素から成っていることが明らかなときは複数扱いする

ANYBODY, ANYONE, ANY ONEを主語として使うときは、単数扱いですから、それに釣られてうっかり同じく単数形にしたくもなりますが、このように any の指しているのが複数の人間であるときは、動詞も複数形となります。対照的に、any が money のようなた「単一のかたまり」を指しているときは、以下のとおり、動詞は単数形です。

⇒   Is there any money left in the budget?(予算上、いくらかなりとカネは残っているだろうか)
⇒  All of the information has been checked to the best of our ability.(できる限りのことをして情報は確認してある)
⇒  All of the corporate auditors were reelected.(監査役は全員重任となった)
⇒   None of the components meet all criteria for quality.(いずれの部品も品質基準をすべて満たせなかった)
⇒  We needed assistance but none was available.(われわれは助力を必要としたが、それはかなわなかった)
⇒  Unfortunately, some of the information was inaccurate.(残念なことに一部の情報が不正確だった)
⇒  Some were authentic but the rest were fake.

MORE THAN ONE 何々は 単数扱いなので、動詞も単数形で受ける

日本語として考えると、more than one は数としては二以上であり、複数ですから、動詞も複数形で受けたくもなりますが、単数形で使うのがルールです。この点、文法解説のたぐいでも、 oddly enough(妙なことに) などと言っていたりしますから、ネイティブスピーカーにとっても、違和感があるようです。

一方、同じようにmore than oneを使っていても、そのあとに OF+名詞の複数形が続くときは、動詞は複数形となります。例えば

More than one of the PCs are infected with spyware.(複数のパソコンがスパイウェアで汚染されている)

では、動詞は複数形です。
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