過去分詞が一語で後ろから
2017年03月22日 (水) | 編集 |
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下線部のproducedですが、どうもここでは1語なのに名詞を後置修飾しているようです。

ふつう形容詞または過去分詞は1語であれば名詞の前から修飾すると学習しました。(前置修飾と呼んでいます。)
この場合、形容詞はその直後の名詞の 内在的 (characteristic)、 永続的 性質を表し、 分類的 機能を持ちます。

それが、1語なのに名詞の後から修飾する場合があります。
(後置修飾と呼びます。)

後置修飾は、形容詞によって表される内容が、すなわちその直前の名詞の状態が「 現時点で 」「 一時的に (temporary)」問題となっている場合に用いられます。

以下のペアを比較してみましょう。

例1 the only navigable river
例2 the only river navigable

例1は 本来的 に航行可能な川を意味しているのに対して、
( 分類的 に船が航行できる川とできない川とを想定しているのに対して)

例2は水かさが増し、 現時点で一時的に 航行可能となっている川を意味しています。



過去分詞は形容詞ですので、前置修飾か後置修飾かによって同様の違いが出てきます。

引き続き以下のペアを比較してみましょう。

例3 the written words
例4 the words written

例5 a used textbook
例6 the textbook used

例3は 分類的 に「話し言葉」に対する「書き言葉」であり、
例4は 現時点で 「書かれたその語」という意味です。

例5は 分類的 に「新刊のテキスト」に対する「古本であるテキスト」であり、
例6は 現時点で 「使用されているテキスト」
あるいは その時点で 「使用されていたテキスト」という意味です。
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